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郵政上場のメリットとデメリットとは? [その他の情報]

今や懐かしい感じもする小泉元首相が「郵政民営化」の是非だけの
ために衆議院を解散、総選挙を実施してからちょうど10年。

日本郵政は究極の民営化ともいえる東京証券取引所へ11月4日に
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の3社が同時に東証1部に
上場することが9月10日正式に承認されました。

ただ、東証への上場はある意味民営化の節目に過ぎません。

そこで利用者としての視点から
日本郵政上場のメリットやデメリットを考えてみました。




■利用者からみた日本郵政上場のメリットやデメリット
当然ですが、日本郵政は11月4日を機に急に民営化され、その日を
境に郵便局の風景や雰囲気が一変するわけではありません。

郵政民営化が叫ばれて10年、この間、日本郵政のトップは民間企業から
受け入れるようになり、その間、民間の目で経営改革が進められてきました。

ただ、利用者からすると目にみえた変化はあまり感じられないというのが
実感ではないでしょうか。

むしろ、この10年、ネットの発達等により、手紙を出す習慣も減り
また、宅急便はヤマトを利用とむしろ、日本郵政との接点が少なく
なったという人が大半ではないでしょうか。

そうした観点から日本郵政上場のメリットやデメリットを考えてみると

★日本郵政上場のメリット
上場企業となることで株主の監視機能が働き、収益向上が至上命題となり
お役所的な発想(具体的には荷物を預かっているので〇〇時まで指定の
局までとりに来てください)というようなことが少なくなっていくのでは
ないかと思います。

また、ゆうちょ銀行やかんぽ生命保険については、これまでなかなか
販売しにくかった金融商品を取扱いできるようになる等
利用者からすると選択肢が広がることが期待できそうです。

★日本郵政上場のデメリット
日本郵政上場のデメリットについてですが、日本郵政が手掛けている

郵便・宅急便・貯金・生命保険事業のどれをとっても民間企業で
代用できるサービスです。

さすがに年賀状の配達は日本郵政以外は出来ませんが。
そもそも多くの国民にとって、地域差はありますが日常生活における
日本郵政のウエイトは低下しています。

地方の方が心配される採算が合わない郵便局を廃止するということは
今回の民営化の対象外となっていますので、心配不要です。

ただ、今後、株主からの監視の目が入ることで
収益性の向上が問われ、その影響でサービス料金の値上げ等
が実施されたり、利用者が少ないとか採算が合わないということで
現在、取り扱われている金融商品の販売を止めてしまうというような
ことが起こる可能性はあると思います。

ですので、日本郵政上場の最大のデメリットとは
株主の利益と利用者の利便性が天秤にかけられるようになる
ということかもしれません。

すくなくとも11月4日を機に日本郵政、郵便局が劇的に変化する
ことはなさそうです。

色々、法的な規制もあるので難しいとは思いますが
上場記念して郵便料金や宅配料金を割り引くとかして欲しいものです。







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